資産運用の定石?(1):投資信託(ファンド)、インデックスファンド

人の悩みは「お金」、「健康」、「人間関係」のどれかだと何かで読んで、なるほどと思ったことがあります。書籍だったかネットだったか忘れてしまったので、いずれ、出典を探してみたいと考えています。

さて、お金は大事です。もちろん、お金がすべてではありません。「ひとの心」「愛」のような話を持ち出すこともできるでしょうし、「どんなにお金を積んでも、現在の医学では治せない病気がある」といったことを考えれば、お金があればすべての問題が解決するわけではないと思い至ります。ですが、お金があれば解決する問題がたくさんあることも事実です。「お金で幸せは買えないが、不幸は減らせる」のような格言?がありますが、個人的に賛成です。

本エントリーでは、資産運用について、その分野で著名な人の発言などを参照しつつ、「現時点で、資産運用の定石と言ってよいやり方は何だろうか?」について考えてみたいと思います。

ただし、当ブログ管理人は資産運用の素人で、現在勉強中です。本エントリー中、何らかの勘違い、見当違い、間違いが含まれている可能性を否定できません。そのことをお含みおきください。

結論から書くと、「長期・積立・分散」を原則にして、iDecoやつみたてNISAで、ノーロードのインデックスファンドにドルコスト平均法で投資するとよいのでは?と考えます。以下、いくつかのキーワードを整理しておきたいと思います。

投資信託(ファンド)

投資家から集めたお金をもとに、運用の専門家が株や債券などの複数の商品に投資・運用する金融商品のことです。投資信託の文字どおり、「投資を信じて託す」と考えるとイメージしやすいです。投資家はお金を預けて、運用の専門家であるファンドマネジャーを信じて投資を任せます。投資が成功すれば、投資家が預けたお金が増えます。ただし、預金と異なり、投資信託には「元本割れ」がありえます。運用がうまくいかなければ、値下がりして、預けたお金が減ることもあります。
(参考:投資信託とは?メリットは?初心者にも簡単に分かりやすく解説します

インデックスファンド

株で儲けるには、上がる株を買わねばなりませんが、どの株が上がるか事前に見極めるのは至難の業です。例えば、GoogleやYahoo!は、今でこそ巨大企業ですが、それらが創業間もない頃、成長すると確信して、新興のほかの企業の中からあえてその2社の株を選ぶことができる人がどれだけいたでしょうか?

そこで、「えぇい、すべての株を買ってしまえ!」という発想を取るのがインデックスファンドです。取引されている全銘柄を買うので、インデックスファンドは株の取引所と同じ動きをします。100%確実ではありませんが、世の中の株価の総額は長い目で見れば上がると考えられています。そのため、インデックスファンドを買っておけば、長い目で見れば儲けることができると考えられています。
(参考:『20代のいま、やっておくべきお金のこと』ダイヤモンド社、2004年、p122-123)

長くなったので次のエントリーに続きます。