あなたはもっと寝た方が良いかもしれない:睡眠時間に関するウェブページ選(1)の続きです。前回のエントリーでは、1日に7~9時間の睡眠時間が必要だとする説などを紹介しました。それに対して、自分はショートスリーパーだから大丈夫、と思う人もいるかもしれません。ところが話はそう甘くないようです。
自分に必要な睡眠時間は実際のところどのくらいなのか?
http://gigazine.net/news/20170418-sleep-you-need/
「ショートスリーパー」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実際のところ、彼らの数は人口の1%に過ぎません。
自分はショートスリーパーだから7~9時間も寝なくて大丈夫、と思う人もいるかもしれませんが、上の記事によると違います。1日2~3時間だけ眠れば十分というショートスリーパーは全人口のうちわずかであると解説しています。
上の記事を読んで、当ブログ管理人は、1日6時間だけ眠れば十分、くらいの「ショートスリーパー」ならもう少し大きな割合でいるかも?という感想を持ちました。実際、次のような記事もあります。
「早寝早起き」に囚われるな。「国民総寝不足」の日本人が知るべき睡眠研究からわかった事実
https://www.lifehacker.jp/2018/09/sleep-iiis-10th.html
多くの研究者が同意しているのは、大多数の成人にとって必要な睡眠量は6時間から8時間ぐらいだということです。
上の記事によれば、1日の睡眠時間を6時間確保していれば大丈夫な可能性があります。一方、それを下回ると危ないようです。上の記事では、1日の睡眠時間が6時間よりも少なくて十分な人はほとんどいないと、次のように解説しています。前述の「自分に必要な睡眠時間は実際のところどのくらいなのか?」と似ています。
6時間以下で充分な人は、ほとんどいないと言っていいでしょう。ゼロではありませんが、100人に1人いるかどうかの割合です。
ほかにも、寝不足が慢性的に蓄積した状態の目印のひとつとして「「早く起きて活動する平日」と「早く起きなくてもよい休日」の睡眠時間の差が2時間を超えたら危ない」という指摘など、上の記事は示唆に富んでいます。
以上紹介したウェブページの主張を総合すると、具体的な数字は研究者によって異なりますが、次のように言えそうです。ひょっとすると、多くの人の実情やイメージよりも多くの時間を睡眠にあてる必要があるかもしれません。
- 自分に必要な睡眠時間(以上のウェブページによれば、7~9時間または6~8時間)を確保することが、健康維持のためにとても重要。
- 短時間睡眠でも大丈夫なショートスリーパーは、実はほとんどいない。
長くなったので次のエントリーに続きます。