痛くない革靴を買う(2)

痛くない革靴を買う(1)の続きです。

結果、購入したものはマルイの『ラクチン』シリーズというものでした。合成皮革→本革→もっと良い本革のような感じで、ランクが3段階ありました。当ブログ管理人の場合、1番上のランクが最もラクチンというわけではなく、むしろ履いた瞬間に痛かったので(この辺りは個人差、靴との相性だと思います)、真ん中のランクのものにしました。仕事が平日休みだった週に、空いていそうな時間帯をねらって来店して、1時間以上、いろいろ試着してたどりつきました。お金や時間はもちろん有限ですが、ここぞというときは、その時点で投入できるMAXを投入したいです。

購入したものは、快適さを追求して、靴紐がゴムでできていたりと(通常のひもを追加で購入して、それに替えることも可能。フィット感が変わるとのこと)、いろいろ工夫されています。ジャンジャン外を歩いても、まったく足が痛くなりません。寿命が来て買い替えるときも同じシリーズをまた買いたいと思います!

マルイのラクチンシリーズ_その1(プレーントゥ)
マルイのラクチンシリーズ_その1(プレーントゥ)
マルイのラクチンシリーズ_その2(プレーントゥ)
マルイのラクチンシリーズ_その2(プレーントゥ)
マルイのラクチンシリーズ_その3(ストレートチップ)
マルイのラクチンシリーズ_その3(ストレートチップ)

なお、痛くない革靴の選び方のほかにも、革靴を選ぶ際の一般的な注意点として、以下を教えていただきました。

  • 左右の足の大きさが異なる場合、大きい方の足に合わせて靴を買うのが基本。
  • つま先に足の指を寄せた状態で、かかと中央に人差し指が入るか入らないか、がちょうどよいサイズ。
  • 足の左右の出っ張っている部分(足を上から見て、最も幅を取っている部分)がパンパンで、足の指の形が靴の上から目立っていないかどうか、チェックするべし(目立っているととダメ)。
  • きついせいで、靴にしわができていないかどうか、チェックするべし(できているとダメ)。

以上は、当ブログ管理人が時間をかけて実際にプロに伺ってきた話を整理したものです。なお、「靴の選び方」のようなキーワードでネットを検索すると、いろいろなページが出てきます。当ブログ管理人は、個人的に、以下のページが参考になるなあと思いました。

痛くない革靴を買う(1)

社会人デビューしたての20代の頃は平気でしたが、しばらく前から、新しい革靴を買うと、足の甲に革靴の革が当たって、痛いことに悩むようになりました。20代の頃は、スニーカーを買うのと同じ感覚で、デザインが気に入ったものをちょっと試着してみて、サイズが問題なければそれでOK!だったのですが・・・。

革靴はどうしても仕事で使うので、痛いのは問題です。痛くない革靴(当ブログ管理人の場合、特に、足の甲が痛くならない革靴)を買うべく、シューフィッター(*)の方や、デパートの靴売り場のスタッフの方に、詳しいアドバイスを頂きました。なるほど、これは良いことを聞いたと思いましたので、本エントリーに整理してみたいと思います。

(*)シューフィッターとは:「お客様の健康管理の一翼を担うとの自覚に立って、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のこと」(シューフィッターとは?

痛くない革靴はこう選べ!プロのアドバイス

1.親指の付け根に赤い溝が入るような靴ずれをする場合、靴が大きい。足の甲と靴の間にスペースができている。

2.内羽式(うちばねしき)より外羽根式(そとばねしき)がよい。
内羽式と外羽式の違いについては、Google画像検索をすればたくさんヒットします。特に、次のウェブページが参考になると思います。

簡単に言うと、「外羽根式」の靴は、紐を通す部分が外に向いてむき出しになっている仕様[中略]それに対して「内羽根式」の靴は、紐を通す部分が内側に収納されている仕様

靴の紐を留めてる部分、これを羽根といいます。羽根には2種類あって、足の甲を外側から包み込むように羽根があり靴紐を留めるタイプを外羽根(そとばね)と言い、内側からに羽根がありこの羽で甲の紐を留めるタイプを内羽根(うちばね)と言います。

上の各ページを総合すると、外羽式には、フィット感の調節が容易、営業など活動的な場におすすめといった特徴があることが分かります。一方内羽式は、フィット感の調節にやや難があるが見た目が清楚、冠婚葬祭におすすめといった利点があることも分かります。

3.固い革より柔らかい革がよい。

4.靴の内側が、一枚の革で作られているタイプがよい。

5.縫い目や装飾のない、シンプルなタイプがよい。縫い目や装飾の部分が足に馴染まず、痛くなる可能性がある。

履いて痛くならない革靴選びのポイントとして、上の1~5を教えていただきました。全体的に、動いた際に靴の革と足ができるだけ当たらないように、とアドバイスされたものと理解しています(当ブログ管理人の個人的な理解です)。

次のエントリーに続きます。

大好きなコンテンツは手元に置いておきたい

先日、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』にも出演していたある俳優が逮捕されました。事件については、加害者が罪を償い更生すること、被害者が、心身を回復し、平穏な生活を送れるようになることを願うばかりです。

本エントリーの主題は、上の事件とは別のものです。大好きなコンテンツは手元に置いておきたい、ということを書いてみたいと思います。

当ブログ管理人は『真田丸』が大好きです。役者の雰囲気(オーラ)、セリフ、ナレーション、音楽、どれをとっても素晴らしいです。NHKオンデマンドというウェブサイトがあり、すべてではありませんが、放送後のNHKの番組を有料(一部無料)で観ることができます。『真田丸』放送終了後も、NHKオンデマンドでちょくちょく観て楽しんでいました。

ところが、上の事件のあと、『真田丸』の配信が停止してしまいました。そこに至って後悔しましたが、『真田丸』放送中、大好きな番組にもかかわらず、自分で録画することもしていませんでした。上の事件が起こったので、どのくらいの期間かは分かりませんが、再放送も望めません。

『真田丸』は、DVDやブルーレイが販売されています。ネット上でも購入できるサイトが複数あります。事件のあと、日を追うごとにそれらのサイトで品切れになっていきました。『真田丸』ファンの方々が購入したか、またはひょっとすると、将来プレミアがつくことをねらって買った人もいるかもしれません。

DVDやブルーレイを買わなくとも、レンタルビデオ店で借りることができるので、『真田丸』を今後一切観れなくなってしまうことはなさそうです。お金がかかるのでかなり迷いましたが、DVDを購入することにしました。ネット上の各サイトで品切れになりつつありましたが、なんとか間に合いました。

購入することにしたのは、次のように考えたからです。ほとんどのほかの映画やドラマなら、レンタルビデオ店から借りて楽しむと思います。でも、『真田丸』は自分にとって特別です。本も、音楽も、映像作品も、大好きなコンテンツは借りるのではなく購入して手元に置いて、長く付き合いたいと感じます。長く、何度も繰り返し親しむことで分かってくる面白さ(そうしないと分からない面白さ)があると思います――そう考えると、長く、何度も繰り返し親しむことで分かってくるつまらなさ(そうしないと分からないつまらなさ)もあるかもしれません。「ここは、もっとこう表現すればよいのに」のような――。

上のように考えるため、できれば一生持っていたいです。耐久性の面でブルーレイより良いと聞きましたので、DVDを買うことにしました。

なお、現行の著作権法30条1項2号によって、コピーガードが施された市販のDVDは、たとえ家庭内で楽しむような目的であっても、コピーガードを外して複製することが禁じられています。
著作権法 http://www.cric.or.jp/db/domestic/a1_index.html
著作権法 http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=345AC0000000048

たしかに、ネット社会で著作権者の利益を守るためには必要な規定なのかもしれません。でも、購入したDVDは大事なのでパソコンに取り込んで自分用にバックアップしておきたいと思っても、できません。現行の規定は、コンテンツを利用する側にとって厳しすぎる場合もあるなあ、と感じました。

実際に走ってみた!ランニングしてみて気づいたこと(3)

実際に走ってみた!ランニングしてみて気づいたこと(2)の続きです。実際にランニングを生活に取り入れてみて感じたことの続きを以下で述べていきます。

道路の空気は健康に影響ないか?

上記のとおり、走ったのはアスファルトの歩道です。車道では自動車がバンバン走っています。「排気ガスなどの影響で、道路の空気が体に悪い、ということはないだろうか?」とふと思いました。

大気の汚染状況を調べられる以下の各ウェブサイトで、走った場所付近のデータを調べたところ、大気が汚れているかどうかは日時によってかなりばらつきがありますが、基準値を超えていた場合もありました。ランニングによるプラスの効果と、大気汚染によるマイナスの効果、どちらが大きいのか、当ブログ管理人にはわかりません。また、「それでは、ジムの室内のランニングマシンで走ればよいのでは?」とも思えそうですが、厳密に言えば、ランニングマシンの周囲の空気を測定し、外の歩道とどちらがキレイか比較しなければ、正確なことは言えません。ランニングマシンが何台も並ぶジム室内の空気だって、走っている人たちが運動シューズで巻き上げるホコリで汚れているかもしれず、外の道路よりきれいだとは言いきれないかもしれません(あくまで素人の、当ブログ管理人の憶測です)。

大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)ホームページ
世界の大気汚染:リアルタイム気質指数ビジュアルマップ
SPRINTARSホームページ

アスファルトは膝に悪くないか?

アスファルトの歩道は、例えば学校の校庭やジムのランニングマシンよりも、もちろん固いです。直感的に言って、ランニングを長期間続けた場合、ひざなどを傷めないでしょうか?

これについては、はっきりとしたデータを見つけられませんでした。今後、折に触れてデータを探してみたいと思います。

現時点での個人的結論:楽しく運動しよう!

過去のエントリーでは、「週150分の運動は多すぎる、という人がいるかもしれません。運動量自体は大丈夫なのだが、上に書いた、仕事や睡眠、家庭とのバランスを考えると週150分の運動は多すぎる、という人もいるかもしれません(いや、きっとたくさんいると思います)。[中略]無理のない範囲で時間を捻出して、運動を楽しむ、というところから始めてもよいのではないでしょうか?」と述べていました。

2か月ほどランニングを実際にやってみた結果、考えは変わりませんでした。ここまで述べてきたとおり、運動をしたぶん何かの時間を削らねばならなかったり、大気汚染の問題がある場合もあります。個人的には、運動を最優先に据えてスケジュールを組むというよりは、まずは、無理のない範囲で時間を捻出して、運動を楽しむというスタンスで続けてみようと思います。

実際に走ってみた!ランニングしてみて気づいたこと(2)

実際に走ってみた!ランニングしてみて気づいたこと(1)の続きです。

感じたこと

以下、ランニングなどを実際に生活に取り入れた結果感じたことを列挙してみようと思います。

時間がかかる!

週150分の運動が体に良い?:運動と健康に関するウェブページ選(2)で、「運動時間(プラス、準備運動や、運動前後の着替えなどにかかる時間)を捻出するためには、その分、仕事を早く切り上げたり、睡眠時間を削ったりせねばなりません。いずれの場合でも週5日です。過去記事でも見たように、睡眠時間の確保も大切ですが、そちらに影響が出てしまいかねません。家庭を持っている場合、仕事の後に運動をしようとすると、終業→帰宅→食事→入浴といった、家事など(家庭ごとに、だいたいウチはこう、のようなルーチンがあると思います)が終わるのが、全体的に遅くなってもしまいます」と書いていました。

そのとおりでした。ひとつ前のエントリーのとおり、走っている時間だけなら15分もないのですが、着替える→準備運動→走る→また着替えるを全部合わせると数十分はかかります。走り終わった後、寄り道して、ビールを買った日もありました。お金も時間もさらに少しかかりました(笑)。これらの分、仕事を早く切り上げるか、睡眠時間を削るかしなければなりませんでした。

週末のジムへのモチベーション

下がった気がします(笑)

当ブログ管理人は、以前からずっと、週1回週末に、ジムで筋トレをしています。ほかの日が運動不足なせいか、週末になると「行くぞ!」という気が湧いてきて、楽しく通っています。

ところが、ランニングを始めて以降、どうも「行くぞ!」という気があまり起きてきません。取り入れたランニングは、それほどハードなものではないはずです。実際、「まだ走れる」状態で毎日切り上げていますし、次の日の仕事に支障が出ているような状態でもありません。それでも、気づかないうちに疲労が蓄積したのかもしれません。

ランニングをもっと続けると、体が慣れたり、基礎体力がついたりして、ジムとの両立が平気になるかもしれません。あるいは、ますますジムに行きたくなくなるかもしれません。もう少し経過を見ていきたいと思います。ランニングとジムでの筋トレをどういう割合で取り入れるのが自分には最適か、探っていきたいとも思います。

自分の体調は自分でわかる、わけではないかもしれない

あるとき、食べ過ぎたせいか、お腹を壊してしまった日がありました。それでもランニングに出かけました。そんな日に限って、体のキレが絶好調で、いつもと同じ距離を短い時間で走れました。

ということは、「調子が良いときは、心身のすべての要素が調子が良い。調子が悪いときは、心身のすべての要素が調子が悪い」のように、ゼロか100かのような見方はできないことになる、かもしれません。つまり、「今日はランニングが絶好調だ!これは、体全体の調子が良いということだ!」とは必ずしも言えないかもしれません。自分を過信はしないでおこうと思います。

長くなったので次のエントリーに続きます。

実際に走ってみた!ランニングしてみて気づいたこと(1)

週150分の運動が体に良い?:運動と健康に関するウェブページ選(1)(2)の続きです。

上の記事では、ランニングなど、激しい有酸素運動を週に75分行うこと(運動時間はもっと増やしてもよい)が、さまざまな病気の予防などによいという見解を紹介しました。

また、現役バリバリの社会人が、そのような運動時間をコンスタントに確保することは簡単ではないという、当ブログ管理人の個人的意見も書きました。

実際のところ、運動してみるとどう感じるか?を検証してみたくなりました。本エントリーは、生活にランニング(一部ウォーキングも)を実際に取り入れてみたレポートです(個人の感想です)。

2種類のランニングアプリの画像も示します。1月~2月1日までの結果が表示されています。実際は12月から走っていました。その時点ではランニングアプリを使っていませんでした。走ったのはアスファルトの歩道です。画像中、走った経路が表示されている箇所は黒く塗りつぶしてあります。

総距離など

1回に2kmくらい走るのを目標にしました。以下の各画像を見るとわかりますが、その距離を14分と少しくらいで走っています。ランニングでなくウォーキングにしてみた日もありました。画像中、赤丸の箇所が総距離です。ランニングアプリを使い始めたのが1月で、操作に不慣れで計測を失敗してしまった日が数日あります。それらを含めると、1月~2月1日は14~16日ほど出走し、トータルで30kmくらい走った(または歩いた)と思います。12月(記録なし)も含めると、12月~2月1日でトータル50~60kmくらいだと予想します。

以下は総距離などの画像です。

 

 

以下は2月1日の画像です。2種類のランニングアプリを使いましたが、総距離や消費カロリーの算定が微妙に異なります。時間が異なるのは、アプリを開始・終了するタイミングが同時ではなかった(片方を操作してからもう片方を操作した)ためかもしれません。

 

 

以下は1月26日のウォーキングの画像です。やはり、2種類のランニングアプリで、総距離が異なります。消費カロリーの算定は大きく異なります。医療用機器などで厳密な測定をしているわけではないので、数値は参考程度と考えておいた方がよいのかもしれません。

 

 

長くなったので次のエントリーに続きます。

資産運用の定石?(5):参考になりそうなウェブページ②

資産運用の定石?(4):参考になりそうなウェブページ①の続きです。

さらに、以下の各記事を読んでも、インデックスファンドやドルコスト平均法といったキーワードが浮かびます。

「株で1億円」は、やっぱりやめた方が良い「2つの理由」
http://www.shinoby.net/2017/06/10348/

銘柄を選んで市場平均よりも高いリターンを目指す「アクティブ運用」を実践しても市場の平均に連動させる「インデックス運用」に50%以上の確率で負ける

上の記事は、「人生におけるお金の根本問題」、「資産運用の究極の目的」などのフレーズもあり、刺激的です。かつ、基本を押さえた内容であるように思えました。

世界で1000万部売れたビジネス自己啓発作家が伝授する「お金を儲ける4大原則」
https://www.lifehacker.jp/2017/12/171213-feature-money-tony-robbins-how-to-be-rich-repost.html

上の記事は、「大原則4:投資は分散させる」のなかで、「1.異なる種類の投資対象に分散投資する」、「2.複数の銘柄に投資を分散する」に続けて、次のとおり述べています。

3.世界中の資本市場、国、通貨を視野に入れる:ほとんどの人は投資を自国の中だけで終始するという間違いを犯しています。現代は投資の世界にもグローバリゼーションが及んでいますから、投資する側も国際的な視野を持つべきです。
4.定期定額購入を活用する:資本市場では完璧なタイミングで売買ができる人はいませんから、ドルコスト平均法の利点を活用してリスクを減らしリターンを最大にしましょう。

ウォーレン・バフェット氏が遺言執行者に語った「死後の運用方法」がシンプルすぎる
https://www.lifehacker.jp/2018/04/your-finances-should-be-boring164667.html

「現金の10%を短期国債に、90%を低コストのS&P500インデックスファンド(勧めるのはヴァンガードのファンド)に投資すべし

以上、投資に関するいくつかのキーワードや、参考になりそうなウェブページを見てきました。なお、もちろん、投資は損をすることもあるということは、強調してもしすぎることはありません。さまざまな書籍やウェブページが事の点を念押ししていますが、例えば次の記事も示唆に富みます。

日経平均を毎月ドルコスト法で積立していたらどうなっていたか、過去のデータで検証しました。

最後に、参考として、以下の記事も紹介しておきます。

金融庁がダメ出しする運用商品ワースト3
https://diamond.jp/articles/-/102234

新社会人が絶対に手を出してはいけない「マネー3悪商品」
https://diamond.jp/articles/-/166719

ただし、「独身の新入社員に、生命保険はいらない」、「病気が心配な人は、がん保険などの医療保険に加入しがちだが、これも止めた方がいい」と上の2つめの記事は述べていますが、別の考え方もあるのでは?と個人的に思いました。例えば以下のような具合です。

  • 生命保険について:独身の新社会人が生命保険に加入後、万一、亡くなってしまった場合、保険金を親が受け取るケースが多いと思われる。その保険金を残しておけば、将来、その親に介護が必要になった場合、亡くなった子どもは介護をすることができないが、その保険金で介護サービスを利用することができる。つまり、親が(いくぶん)助かる。
  • 医療保険について:上記の記事の論調とは異なるが、一般に、若い頃は病気になる確率が低いので医療保険には入らなくてよい、という意見はよく見られる。しかし、持病がある状態にいったんなってしまうと、医療保険に入れなくなる、または保険料が割高になる可能性が高い。そのため、持病がない若いうちに医療保険に入っておいて結果的に良かった、というケースがありうる。

今後、もう少しだけ勉強したうえで、「長期・積立・分散」を原則にして、iDecoやつみたてNISAで、ノーロードのインデックスファンドにドルコスト平均法で投資するということを、実践してみようと思います。うまくいったとか、損をしてしまったとか、当ブログで報告したいと思います。

資産運用の定石?(4):参考になりそうなウェブページ①

資産運用の定石?(3):ノーロードファンド、ドルコスト平均法の続きです。

参考になりそうなウェブページ

上にも書いたとおり、資産運用の定石として、「長期・積立・分散」を原則にして、iDecoやつみたてNISAで、ノーロードのインデックスファンドにドルコスト平均法で投資するとよいのではと思うのは、以下のように、ネット上でもその意見をよく目にするからです。

もちろん、「本やネット上で言われていることを受け売りしたにすぎない」、「自分の意見と同じ論調の記事だけをピックアップしたにすぎない」と批判されそうです。これらについては、今後、実際に資産運用をしてみて検証してみます。

25年間でリターンは2.4倍!資産運用の王道“長期・積立・分散”投資を徹底検証
https://diamond.jp/articles/-/119951

そもそも資産運用とはどのように行うべきなのでしょうか? 実は、資産運用の専門家の間では、ほぼコンセンサスがあり、「長期・積立・分散」が資産運用の王道とされています。「長期・積立・分散」とは、

・長期間(少なくとも10年以上)、
・株式市場や為替相場に左右されずに一定額を投資し続け、
・グローバル分散投資により、リスクをコントロールしつつリターンを最大化する、

という投資手法を意味します。

上の記事では、本エントリーと同様の主張をしています。というより、複数の書籍や、上の記事などのウェブページを読んだうえで、本エントリーの内容に至りました。

【決定版】LINE田端信太郎氏に学ぶそこそこの確率で億万長者になる方法
http://www.24jmn.com/entry/2016/11/07/200000

月3万円をMSCIワールドに連動するインデックス投信で積立る

上の記事では資産運用を学ぶための本も紹介しています。

田端信太郎ってどんな資産運用してるの?「株式投資は、損切りさえできれば怖くない」
https://r25.jp/article/530681754580711228

自分は投資を好きでやってるからのめり込んでますけど、そこまで興味はないけど必要最低限って感じだったら、iDeCoでインデックスファンドを積み立てるのが一番いいと思いますよ。

上の記事は、新R25 20代ビジネスパーソンのバイブルというウェブサイトの連載記事のひとつです。上の記事のほかにも、この連載は面白い内容が盛りだくさんだと思います。

経済評論家って、自分のお金はどうしてるの? 上念司に突撃したら人生を激しく後悔した
https://r25.jp/article/520117915784243772

最近は資産運用に関心をもっている若者が増えてるみたいですけど、そういう人たちにはどんな投資や金融商品をオススメしますか?

やっぱりノーロード(購入手数料がタダ)のインデックスファンドですかね。
長期的に見て、インデックスに勝てるアクティブファンドなんてほとんどないですから。

ドルコスト平均法でインデックスを毎月買って、その中身を株、REIT、債権みたいにバラけさせる。それぞれ1万円ずつ、合計3万円を毎月買いつづけたらなかなかいいと思いますよ。

上の記事も、新R25 20代ビジネスパーソンのバイブルというウェブサイトの連載記事のひとつです。バイブルとも言える書籍を紹介してもいます。

長くなったので次のエントリーに続きます。

資産運用の定石?(3):ノーロードファンド、ドルコスト平均法

資産運用の定石?(2):iDeco、つみたてNISAの続きです。

ノーロードファンド

販売手数料(ロード)がかからない投資信託のことです。投資信託を長期積立投資する場合、ノーロードを選ぶだけで運用効率が大きく上がるとよく言われます。

ただし、投資信託には販売手数料のほかに、保有中に差し引かれる信託報酬や、売却時に必要な信託財産留保額などの費用があります。例えば、ノーロードだったとしても、信託報酬が年間1.5%だとすると、10年間で15%の費用が必要になります。逆に販売手数料が2%だったとしても、信託報酬が1.0%であれば、10年間のトータルの費用は12%です。そのため、ノーロードだからといって、常に必ず費用が安いとは言い切れないことに注意が必要です。
(参考:ノーロード・ファンド│初めてでもわかりやすい用語集
ノーロードとは?ムダな手数料ゼロで購入できる低コストの投資信託

ドルコスト平均法

株などを買うときに、定期的に一定金額分を買っていく方法です。ドルと名がついていますが、外貨投資に限りません。投資で儲けるためには「安値で買い、高値で売る」のがよいわけですが、「安値がいつ、いくらなのか」、「高値がいつ、いくらなのか」を事前に知ることは至難の業です(振り返ってみてわかります)。ドルコスト平均法を用いれば、定期的に一定金額分を買うため、おのずと、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことになります。長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法です。
(参考:ドルコスト平均法
ドル・コスト平均法

ただし、「ドルコスト平均法を使えば必ず儲かる」、「ドルコスト平均法はいついかなる場合でも最高の手法である」かと言えば、そうではありません。以下のひとつめの記事は、5年間の投資において、一括投資ならば利益が出るが、ドルコスト平均法で積立した場合は損をしてしまうケースを解説しています。2つめの記事にも同様の説明があります。

みんなドルコスト平均法のメリット捨ててない?
ドルコスト平均法の「ワナ」

長くなったので次のエントリーに続きます。次のエントリーでは、参考になりそうなウェブページを見ていきたいと思います。

資産運用の定石?(2):iDeco、つみたてNISA

資産運用の定石?(1):投資信託(ファンド)、インデックスファンドの続きです。

個人型確定拠出年金「iDeco(イデコ)」

自分で作る年金制度です。加入者が毎月一定の金額を積み立て、あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります(=60歳になるまで引き出すことができません積立金額はすべて「所得控除」の対象で、所得税・住民税が節税できる、運用で得た定期預金利息や投資信託運用益が「非課税」になる、受け取るとき「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象であるといった、税制優遇メリットがあります。この税制優遇はiDecoの大きな特長であり、「節税しながら資産づくりができるお得な年金制度」とも言われます(田端信太郎ってどんな資産運用してるの?「株式投資は、損切りさえできれば怖くない」)。所得税・住民税が具体的にどれくらい軽減されるかなど、例えば次のウェブページに具体例の記載があります。

個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)  https://dc.rakuten-sec.co.jp/lp/movie/?aid=af_AC_ideco_dc
個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)  https://dc.rakuten-sec.co.jp/
確定拠出年金の節税シミュレーション

なお、iDecoについては、銀行や証券会社などのウェブサイトが解説してもいますが、以下の公式サイト(的なサイト)が参考になります。

イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo
個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)~イデコ加入ガイド~
iDeCoの概要
JIS&TのiDeCo<イデコ>(個人型確定拠出年金)ポータル

つみたてNISA

特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ、幅広い年代の人にとって利用しやすい仕組みとなっています。非課税投資枠は、新規投資額で毎年40万円が上限です。各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。投資可能期間は2018~2037年です。

つみたてNISAのメリットや、iDecoとの違いについては、つみたてNISA(積立NISA)とは?メリットは?やさしく解説しますというウェブページが詳しいです。例えば以下のとおり述べています。

つみたてNISA最大のメリットは、投資によって得られた売却益(譲渡益)や分配金の運用益が非課税になるという点です。日本では、投資から得られた利益に対して、通常20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかりますが、これがゼロになります。
[中略]
iDeCoは積み立てた掛け金の全額が所得控除され、住民税で10%、所得税で15%~55%も税金が安くなります。一方、つみたてNISAは、所得控除の適用はありませんので、この点ではiDeCoのメリットが大きいと言えます。
[中略]
iDeCoでは、原則60歳になるまで引き出しができません。一方、つみたてNISAではそういった期間に制限はありませんので、いつでも売却して引き出すことができます。

長くなったので次のエントリーに続きます。