足の裏が痛くならないスニーカーを買う(2)

足の裏が痛くならないスニーカーを買う(1)の続きです。

ルナグライド8を買って、しばらく後の話です。ルナグライド8も、愛用してバンバン履いた結果、そろそろ寿命かなと思えてきました。ルナグライド8はすでに廃番で、ナイキによると、その後継はリアクトというシリーズとのことです。

リアクトにすぐに飛びつく前に、思い出しました。アシックスウォーキングの直営店や、アシックスストアの一部の店舗では、3次元足形計測を行っています。

アシックスウォーキングのウェブサイトによると、「3次元足形計測によりお客様一人ひとりの足の特徴を正確に測り、スタッフがお客様のご要望をお伺いしたうえで、お客様に合った靴のご提案をさせていただきます」とのことです。自分にぴったりの、足の裏も痛くならないスニーカーを買う参考にすべく、足形計測をしてもらいました。

アシックス3次元足形計測結果(抜粋)
アシックス3次元足形計測結果(抜粋)

結果のプリントアウトを頂くことができました。画像が、当ブログ管理人の計測結果の抜粋です。全部で7項目あり、同じ年代と性別の人の平均からどれだけ離れているかが分かります。足長が平均より少し短いのに対し、足囲(いわゆる横幅)は平均並みです。当ブログ管理人がスニーカーを買う場合、足囲が3Eのものがよいとのことです。

なるほどなあと特に感じるのは、ここからです。足高(甲の高さ)が平均より少し低いと分かります。「親指の付け根に赤い溝が入るような靴ずれをする場合、靴が大きい。足の甲と靴の間にスペースができている」というアドバイスをもらったと痛くない革靴を買う(1)で書きました。革靴で痛みを感じて以前苦労したときは、実際、当ブログ管理人の足高が低く(甲が低く)、足の甲と靴の間にスペースができていた可能性があるなあ(=プロのアドバイスはやはり適切だったかもしれないな)、と思います。

また、アーチ高(土踏まずの高さ。上の画像の赤丸で囲んだ箇所)が平均より明らかに低いです。「足の裏が痛いのは、加齢とともに扁平足(足の裏が平たく、土踏まずの部分がほとんどない足)になっているのだろう」というアドバイスをもらったと足の裏が痛くならないスニーカーを買う(1)で書きましたが、そのとおりだった可能性が高いな(=プロのアドバイスは適切だった可能性が高いな)と思います。自分的には、驚きに似た感覚というか、感動すらおぼえます(笑)

上の測定をしてもらった際に、スタッフの方から次のコメントを頂きました。

  • 運動不足の人や、逆に、トレーニングをしている人がアーチが下がる傾向にある。
  • アーチ高が低いことが原因で足の裏が痛む場合はある。
  • アーチの部分にサポートが入ったスニーカーを選ぶとよい。

なお、以前から自覚はしていましたが、上の画像で第一趾側角度(親指の曲がり具合、角度)がけっこう「外反」よりになっており、外反母趾であることも分かります。外反母趾であるがための不都合を当ブログ管理人は特に感じてはいませんが、一般に、外反母趾の人は足囲(横幅)がきついと感じやすいので、足囲にゆとりのある靴を選ぶとよい靴の中で足がずれて、その箇所が当たって気になる、という場合があるので、厚手の靴下を履くなどして、靴の中で足がずれないようにするとよい、とのことです。

アシックスのスニーカーにしようか、ナイキにしようか、とても悩みましたが、今回はナイキのリアクトフライニット2を購入しました!次回はアシックスのものを買おうと思います。

ナイキ_リアクトフライニット2
ナイキ_リアクトフライニット2

足の裏が痛くならないスニーカーを買う(1)

コンバースのジャックパーセル(※)が好きで、よく履いていました。ところが、20代のころは平気だったのですが、しばらく前から、ジャックパーセルを長時間履いていると、足の裏が痛むようになりました。これはイカンということで、足の裏が痛くならないスニーカーを街に探しに行くことにしました。なお以下は、トレーニングや競技スポーツではなく、ジーンズなどに合わせるタウンユース用の話です。

※ジャックパーセルの画像は、ネットで検索をすると大量にヒットします。手短に説明するのが難しいですが、体育館用の上履きのようなスニーカーと言えばよいかもしれません。同じコンバースのオールスター(当エントリー執筆時点で、コンバースのオフィシャルオンラインショップでは、チャックテイラーと表記)と似たタイプのものです。デザインが大好きです。足の裏が痛むようになったのは、おそらく加齢のせいです。ジャックパーセルのせいではありません(笑)

週末の量販店は混んでいて、スタッフの方にゆっくり相談する時間がなさそうなので、仕事が平日休みだった週に、デパートのスポーツ用品店で、お店のスタッフにじっくり話を伺ってきました。痛くない革靴を買う(2)にも書きましたが、お金や時間はもちろん有限ですが、ここぞというときは、その時点で投入できるMAXを投入したいです。スタッフの方からは次のように伺いました。

  • 足の裏が痛いのは、加齢とともに扁平足(足の裏が平たく、土踏まずの部分がほとんどない足)になっているのだろう。医師でなく、お店のスタッフのコメントでしたが、本エントリーと足の裏が痛くならないスニーカーを買う(2)を最後までお読み頂けると分かるとおり、この見立ては当たっていたようです。
  • ジャックパーセルはオールスターよりも厚いソールがもともと入っている。ジャックパーセルで足の裏が痛くなるのなら、オールスターでも痛くなるだろう。足の裏の痛み対策として中敷きを薦める店もあるが、ジャックパーセルに中敷きを敷くと、中が高くなりすぎて、かかとが浮いてしまうだろう。
  • 足の裏が痛まないためには、クッションが分厚いランニング用の靴を買うがよい。そのうえで、土踏まずの部分が分厚くなっている中敷きを敷くのもよいかもしれない。

そのスタッフの方には、足の裏の痛みに関する上のコメントのほかにも、以下のようなことを教えていただきました。

  • ジャストサイズよりも大きいものは、スニーカーの中で足が浮いているようなもの。お薦めしない。
  • スニーカーのつま先は0.5cm余るくらいがよい。(※ほかの店で後日、つま先は1cm余るくらいがよいとも伺いました。つま先は0.5~1cmほど余るのがよい、と覚えておくことにします。)
  • 足の裏の痛みとは別だが、スニーカーのパーツが足に当たるなどして、痛くなるケースがある。試着して、少しでも足に痛みを感じた場合、買わないほうが無難。
  • スニーカーは毎日履いた場合、たとえ高級品でも、半年程度でダメになる。買い替えまでの期間を長くするためには、4足くらい用意してローテーションするのが理想。

ニューバランスのスニーカー(有名な1400や996)、ナイキのエアマックス90やエアフォース1などを試着してみましたが、自分にとって一番履き心地が良かったのがナイキのルナグライド8でした(現在は廃番。後継のシリーズについて足の裏が痛くならないスニーカーを買う(2)で書いています)。足の裏が痛まないことを考えた場合、もっと高機能のものもあるが、ゴツすぎてタウンユースには合わないだろうとのことでもあったので、ルナグライド8を購入しました。

そのスタッフの方に教えてもらったのですが、ナイキには、NIKEiD(現・NIKE BY YOU)というものがあり、色などのデザインを自分好みにカスタマイズして購入できるのです。いま、世の中にはこんなものがあるのか!と、自分の中では驚きでした。ルナグライド8の既製品が気に入ったので、カスタマイズして、ネイビー(ひもは白。ニューバランスっぽいデザインになった?)とホワイト(既製品にはないオールホワイト。個人的に大満足)を購入しました。

NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その1
NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その1
NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その2
NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その2
NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その3(購入直後)
NIKEiDでカスタマイズしたルナグライド8_その3(購入直後)

その後、ルナグライド8を履き続けた結果、足の裏の痛みは徐々に軽くなり、完全にゼロではありませんが、長時間歩いても痛みを感じづらくなりました。

足の裏が痛くならないスニーカーを買う(2)に続きます。

※本エントリーは、当ブログ管理人の場合はこうだった、という話題です。何らかの病気やケガが原因で足の裏が痛むという可能性もあるかもしれませんので、気になる場合は医療機関を受診するのがよいように思います。