賃貸への引越し時のやることリスト(4)の続きです。
引越し後
転入届/転居届の提出、運転免許証の住所変更など、役所などで必要な手続きを行う
これまで住んでいた場所と異なる市区町村へ引っ越した場合には転出証明書と転入届を、同じ市区町村内で引越しをしたときは転居届を、役所に提出します。
引越し後14日以内に提出、本人確認できるもの(ひとつ前の住所または現住所が書いてある免許証)を持参、マイナンバーカード(通知カードでも可)を世帯全員分持参(持参した際、裏に新しい住所が記載される)、世帯主である夫が多忙であるような場合、手続きを妻がすることもできる、といったルールがあるはずですので、詳しくは役所に事前に問い合わせるとよいです。
なお、当ブログ管理人の同居人が、住基カード(住民基本台帳カード)を身分証明書に使っていたことがありました。こちらも住所変更が必要とのことでした。代理で持参して住所変更可能だが、パスワードがあるので、それを同居人から聞いてきてください、とのことでした。
運転免許証の住所変更を引越し後にする場合、新しい住所が確認できる書類がその際に必要です。「新しい住所が確認できる書類」として使えるものは、住民票など、複数ありますが(詳しくは警察署に問い合わせましょう)、もし、住民票を使う場合、転出証明書と転入届の提出/転居届の提出などで役所に来た際に、ついでに住民票を取ってしまうと効率がよいです。なお、新住所が記載されたマイナンバーカードを使うこともできるはずです(通知カードでもOKだった経験もあります)。そうすれば、運転免許証の更新のためだけに、数百円かけて住民票を取る必要がなくなります。マイナンバーカードでもOKか(通知カードでもOKか)、警察署に事前に問い合わせるとよいと思います。
各種サービスの住所変更
例えば以下について住所変更の手続きをします。
- 学校や職場
- 銀行
- 保険
- クレジットカード
- 携帯電話
- ネット通販
- NHK
上はあくまで例です。人によって異なりますし、たくさんあると思いますので、「引越し時の要住所変更リスト」のようなものを普段から作っておいて(住所を登録する何らかのサービスに加入した場合、忘れないうちにそのリストに加えておく)、優先順位の高いものから手続きをしていくとよいです。
個人的には、上に挙げたもののほかにもけっこうあります。ひとつずつ対処せねばならず、時間がかかる作業です。学校や職場、銀行、保険、クレジットカード、携帯電話などなどの住所変更を一括でできてしまうような仕組みがあれば便利だなと想像しますが、そういう仕組みがあったらあったで、個人情報漏がらみのリスクが大きすぎるかなとも思います。数十年~百年後はどうなっているでしょうか?
なお、引越しの際は、ネット通販の届け先に注意が必要だなと実感した経験があります。引越し当日に新居に届けてもらうつもりで、ネット通販で家具を注文したが、ついうっかり、旧居の住所を届け先にしてしまったことがありました。「引越し当日に新居に届けてほしい」のようなケースでは、届け先の指定に注意しましょう。
家族や友人知人などに新住所を連絡
特に、郵便物や、お中元・お歳暮などのやり取りがありそうな人には知らせるようにしています。
本当に文字どおり友人知人全員に知らせているとキリがありません(笑)。個人的に、「すぐに知らせる人」、「年賀状のときに知らせる人」、「特に何もなければそもそも住所は知らせない人」くらいに分類しています。
ダンボールなどを引越し業者に受け取りに来てもらう
業者による引越し作業の後、衣類や小物などを自分で荷ほどきすると、それらを入れていたダンボールなどが残ります。もちろん、自治体のルールに従ってゴミに出してもよいですが、ダンボールなどが大量に残るケースもあり、ゴミに出しづらいかもしれません。業者によると思いますが、そうしたダンボールなどを受け取りに来てもらえる場合があります。
その他、引越し後にすること
例えば以下のような、戻ってくるべきお金が振り込まれたか、確認しましょう。なかなか振り込まれず、旧居の管理会社に電話で確認をして、やっと振り込まれた、ということが過去にありました。
- 旧居の敷金の残額。退去時の原状回復、ハウスクリーニングなど(詳しくは契約内容による)にかかった費用を引いて、余りがある場合、敷金は戻ってきます。
- 先払いした旧居の家賃や火災保険などの残額。旧居の契約期間が終わるその日に引越し、といったタイミングでないかぎり、通常、先払いした旧居の家賃や火災保険などのうち、一部が戻ってきます。例えば、7月24日に退去した場合、先払いしていた7月31日までの家賃のうち、残りの分は戻ってきます。
なお、引越し決定から完了まで、気づいたことはメモしておくとよいです。次回の引越しの際に便利です。ブログのネタにもなるかもしれません(笑)